かんなの調整方法 削りながら少しずつ調整するのが確実です。 カンナ刃を外した状態です。 かんな刃を台にはめて行きます。最初の内は、カンナ刃の上から木ヅチで刃を叩き入れてください。 カンナ刃がある程度入ったらカンナ台の後ろから木ヅチで、叩き微調整して入れてください。 *刃は、0.1~0.2ミリ程度出すのががいいとされています (雑誌1枚~2枚程度です) カンナ刃が出すぎた場合は、カンナ台の前から木ヅチで、叩き微調整してください。 刃先が、左右同じように出ているか確認してください。 カンナ刃を、外す場合は、カンナ台を表にし前の部分を木ヅチで、叩きカンナ刃を抜き取ってください。 カンナ台の前の部分を叩くとカンナ刃を外すことができます。 *カンナ刃は、出すぎると削った時に粉ばかりになってしまいます。反対に出方が少ないともちろん削れません。また、出方が左右で違っていても、薄かったり粉になったりします。 一番確実なのは、削りながら少しずつ調整して行かれるのがいいと思います。 カンナの刃の調整の確認 1、カンナ刃が、左右均等に出ているか。 *刃の出は、0.1~0.2ミリ程度出すのががいいとされています。(雑誌1枚~2枚程度です) 2、削ってみる。 3、全て粉になるようでしたら、刃を引っ込めてみる。まだ粉になるようなら、→上手な削り方へ 4、削れるけど薄いあるいは、削れない時は、刃を少しずつ出し、削りながら調整してください。 *カンナ刃の研ぎ方については、素人では難しいものです。お近くの金物屋さんか刃物屋さんにお願いして研いでもらうことをおすすめ致します。自分で研いでみたい方も最初は、職人さんの研ぎ方を見せてもらい、教えてもらってください。 また、砥石も刃物に合うを砥石を出してもらい購入するのがいと思います。 カンナを、お使い頂く頻度や年数によりカンナ台もゆがんできます。 カンナ台がゆがむと、いつも通りに刃を出してもうまく削れなかったり、多く刃を出さないと削れなくなります。これは、大事なカンナ刃を速く傷めてしまいます。カンナ台の調整は、ちょっと難しいのでお近くの金物屋さんや刃物屋さんか大工さん、建具屋さんなどにご相談するのがいいと思います。