会社
方針

 

会社方針

西伊豆田子地区のカツオ加工の歴史は、1300年以上に及ぶと言われています。皆様に支えられながら、おかげさまで当店も創業より130余年。古より伝えられた製法を受け継ぎ、昔ながらの味をお届けして参りました。これからも、製法や味にこだわり、先人より受け継がれたぬくもりをお届け致したいと思っております。絶滅危惧の加工品「潮鰹」「本枯れの鰹節」「鰹色利」など歴史ある鰹の旨味のはじまりが、僅かながら残されております。これらを守り、残し伝え繋いで行く為に努力してまいります。安心・安全な商品作りと品質の向上に努めてまいります。

4代目当主:芹沢里喜夫

創業明治15年より西伊豆田子地区の伝統製法「手火山式焙乾製法」を用いて造る鰹節(田子節)の製造元として、カツオから仕入を行い鰹節を仕上げ袋詰めまで、自社による一貫生産を行ってまいりました。昔ながらの製法を元に歴史ある田子節や潮かつおなどを筆頭に、鰹の塩辛や燻製商品など、特有の伝統製法を駆使した商品を作っております。鰹を使った体験や研修、見学(要予約)なども行っておりますので、お近くにお越しの際は、お立ちよりください。私も鰹の加工業に勤め、鰹節一筋に60余年。これからも精進して参ります。何卒、変わらぬご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。

会社沿革・受賞歴

1882年
初代:芹沢里次 カツオの加工業としてカネサを創業。鰹節・潮かつおの製造販売を行う。
1903年
第5回国内勤業博覧会において賞状
1922年
二代目:芹沢喜作 鰹節の講師・審査員として全国で活躍。東京博覧会にて亀節で賞状
1957年
全国鰹節品評会にて水産長官賞
1965年
三代目:芹沢里吉 工場を田子港近くから現在の地に移転する
1978年
第10回全国鰹節類品評会にて本節で水産長官賞
1997年
静岡県水産加工品総合品評会にで本節で受賞
2008年
四代目:芹沢里喜夫 潮鰹の生産の増量と商品開発に取り組む
2016年     
「潮かつお燻焼き」全国商工会連合会会長賞受賞
2017年
現工場での見学やカツオ体験に力を入れている。